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(株)日本ホームスパン
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ホームスパンの多様性を世界に発信。

太平洋戦争後、景気が悪化する中で東和町(花巻市東和町)梅原弥蔵氏・乙子氏夫妻の六男・末雄氏らが中心となり、国の物資集積所に保管していた大量の羊毛を安価で買入れ、ホームスパン加工会社「河東ホームスパン株式会社」を設立した。

しかし、需要に対応しきれずやむなく倒産。同社の一員だった菊地久氏が事業を引継ぎ、昭和31年に菊池ホームスパン民藝社を立ち上げる。

昭和36年に現社名に変更。企業としての存続と発展を見据え、ウール100%手紡ぎ手織りのホームスパンに拘らず、機械紡ぎ機械織りのをメインにした服地づくりを展開。伝統技法を確かに受け継ぎながらも時代のニーズに対応し、ホームスパンを産業として国内外に発信する。

令和5年7月には、生地デザイン部門を独立させた「Textile Lab」を開設。これまで制作した数千に及ぶ生地のアーカイブも保管する。