植田紀子織物工房植田紀子
盛岡市出身。岩手大学卒業後、教職を経て蟻川工房に弟子入りする。5年後、デンマークに留学して織りを学び、帰国後の1981年に工房を立ち上げる。
緻密で複雑な柄、めりはりの効いた鮮やかな配色、クラシカルとモダンの融合が特徴的。同工房を象徴する八枚綜絖格子柄のマフラーは、及川全三氏の織り柄を再現したもの。1998年頃より光原社の依頼でつくり始め、配色は植田氏ならではのセンスを生かし、天然染料を使った染めによる。
教室、専門学校の講師を務める一方、自身の作品を発表し続けている。2023年度岩手県卓越技能者表彰。
/// 住所 ///
岩手県盛岡市浅岸 3-3-18